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ん、誰か呼んだ?


by zo-shigaya

誰もいわない  08年9月4日

 高校生の子供を持つ親の会話を聞いていると、子供たちのケイタイ電話料金が月に1万円くらいかかるらしい。それくらいならいいほうよ、ウチはもっとかかる、という会話になる。高校生のお小遣いはいくらか、月1万円電話代であとどれくらい可処分所得があるのだろうか。
 家電は使用回数が少なくなったとは言え、ネット通信を利用していればその使用料でおそらく5,6千円、さらに親それぞれにケイタイがあるのだから、通信費だけで1世帯どれくらいの出費になるのだろう。2万か、3万か。以前であれば発生しなかった経費だ。
 なるほどケータイ貧乏。
 お茶屋さんと話をしたら、お茶なんてさっぱり売れません、という。そもそも急須を持っている家庭が少なくなりました、という。ほとんどがペットのお茶。小さな子たちのご飯の時も、急須から注いだお茶よりもペットのお茶をテーブルに置いている家庭が多い。キャップを取ってすぐ、お茶、って便利かな。でも、急須から注げば一杯3円くらいのお茶が、ペットとなれば百円以上する。
 家計の負担が、こんな形で増えているのが、格差の原因?

 このごろの市役所や官庁の会議では、テーブルの上に水やお茶のペットを置いている。お茶汲みは女性差別ですからやめました、などとトクトクと語る役人がいる。思わず腹の中で、お前がお茶を出したら、ペット代金数千円払うよりいいじゃないか、と言いたくなる。そのペットボトルは資源再生に回るが、その費用は自治体の負担だ。
これって税金のムダ使いの自乗?

 銀行のデスクロージャーという事で、経営説明会が必ず開かれている。行ってみるとどこの銀行でも幹部が、ノーネクタイ、ワイシャツの袖まくりで壇上からご進講している。聞いている企業の社長さんたちは、律義に背広にネクタイで汗を拭いている。
 冷房温度をぐっと下げている自分のところの会場ならまだしも、冷房の利いたホテルや会館を借り上げての説明会で、その格好はないだろう、と思うが、これってひがみ?
by zo-shigaya | 2008-09-04 12:39