ん、誰か呼んだ?


by zo-shigaya

石原違い

 4月8日は東京都の都知事選投票日だ。石原というのが出ている。それが勝ちそうだという。もう8年間もやっているという。今度勝てば12年だそうだ。全国のロートルの知事からすればそう長いものではないという。
 同じ石原でも石原信雄だったら20年やってもよかったのではないか、と思う。
 石原信雄は内閣官房副長官を随分長く努めて、4代か5代、自民党の独裁政権からごちゃごちゃの細川、村山眉毛、などを経て、正しく惑うことなくその職を全うした人だ。
 それが都知事選挙の候補者に担ぎ上げられて、確か青島幸男とぶつけられた人だ。あのタレントのシー調の代表選手とだ。
 青島は「都市博反対」だけのスローガンで当選して、権力者になったら新宿のホームレスの段ボールハウス撤去を指揮した人だ。選挙運動はしないで、期間中は優雅に海外で過ごすのが公明選挙だ、という考えの人でそれで当選したのだから、誰もこの男に文句を言う筋ではないだろう。しかし、4年一期でやめて、次の選挙では行方をくらまして、現在の石原シンタロウをおびき出した張本人だ。
 一期で知事を辞めた本人はその後、何を考えたか参議院などにも出ているが、ブチ落ちているのだから、政治的な理念も信念も無かった男のようだ。
 「シャボン玉ホリデー」というコメデイ番組で「アオシマダア」というギャグで、これがギャグであることについては今となっては同調する人は少ないだろうなあ、で人気を取っただけの男である。
 この人がただのタレントで全うしてくれれば、植木等と同様、懐かしの芸人になるのだが、この青島が「石原」という凶悪な男を蘇らせたのである。
 石原慎太郎は、かって美濃部亮吉と闘ってぶち負けている。今から40年も前だ。無様な負けようだった。
 その前には、参議院の全国区で当選して『青嵐会』という若気の至りのような会を作って、浜田幸一(ハマコーだね)コンケイ、中尾栄一などと血判を押し合った仲だ。

 石原慎太郎は恥の多い人だ。それに比して石原信雄はごく普通の常識人だった。手堅い事務屋であるかもしれない。しかし、日本の国益にとって、どっちがプラスだったか、を考えると地味で風采の上がらない(済みません)信雄さんの方が圧倒的に良かったのだ。あんな一高東大も知らないバカな油壺に東京が任せられたのか。
 今だから言える。青島も死んだ。植木等も死んだ。でも死んだ人を同じにしないでね。青島は今の石原慎太郎を、ゾンビのように、蘇らせた張本人なのだ。
 美濃部の時に、葬りさったと思ったゾンビが・・・。
 あの時、青島でなく、石原信雄さんが都知事になっておれば、馬鹿げた超高層ビルによって生活の全てが押しつぶされてるような東京にならない可能性があったのではなかろうか。ないかもしれない、でも、今の首大東京みたいな大学になることも防げたのではないだろうか。
 
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by zo-shigaya | 2007-04-07 23:14