ん、誰か呼んだ?


by zo-shigaya

レジ袋は環境に負荷を与えるのか 09年1月7日 

レジ袋は環境に負荷を与えるか
 スーパーでレジ袋を有料、という動きがある。行政もそれを推奨するところもある。しかし、本当にレジ袋は環境に負荷を与えるのか、私たちに示されている数字の根拠を知りたいと思っていたら、たまたま、下記の記事を見た。
 ここで引用させて戴く。

「レジ袋有料化に一言」
  高階玲子(ジャーナリスト、元TBSアナウンサー、ロンドン在住)
       (掲載誌は「専門店」08年4月号)
「・・・レジ袋の有料化が、イギリスでも議論の的となっている。例えば、大手スーパーのM&S(マークス・アンド・スペンサー)では5月から一枚5ペンス(10円ちょっと)になる。
 有料化の理由は、無料だと消費者は際限なく使ってムダにするから、有料にして抑止力とすることだそうだ。その他に、・・・「レジ袋は環境に悪い」、「街が汚れる」、「魚が食べて死ぬ、鳥の足に絡まる」などが挙がっている。」
 では本当にレジ袋は環境に悪いのか、著者は以下の数字を挙げる。

「レジ袋は、紙の袋に比べて、生産段階で、エネルギー消費量は40%、水使用量は80%、廃棄物は90%少なく、廃棄処分にする際の焼却段階でのCО2排出量も72%少ないという。
 1年間に大人一人が消費するレジ袋のCO2排出量は、車が百メートル走る時に出る量と同じ、つまり、そのくらい少ないそうだ。
 この程度の「環境への負荷」は、ヒトが社会生活を継続する上で、許容範囲だろう。レジ袋は消費財としては、けっこう優等生のほうではないだろうか。」

 さて、有料化によってレジ袋を買う人は減るだろうが、その反面、
「・・・エコバッグ・・として生産されたバッグ類の多さに、レジ袋が使えないので、あらたに買ったゴミ袋などがプラスされて、プラスチック使用量が五倍以上に上がってしまったという事実が、レジ袋有料義務化を導入したアイルランドで実証されている。」

 その他の、レジ袋が散らかる、とか動物が被害に遭うなどの理由は、使う人間のモラル、しつけの問題で、レジ袋が悪いわけではない、と著者は言う。

 そして「有料化は確実に値上げである。この物価高のイギリスで、また値上げ、また消費者負担!」

 「M&Sは、有料化による利益はチャリテイに寄付するというが、これはチャリテイの強要で、私は寄付するなら、寄付先も金額も自分で決めたい。スーパーの「エコ・イメージ」作りに踊らされたくない。」

 別のスーパー「テスコ」では、分解できるプラスチック製のレジ袋を採用して、無料である。袋を持参するとポイントが付くサービスもしている。生活防衛の為には、
 「M&Sに行く時は、まだ有料化を決めていないテスコのレジ袋を持って行く」
 これは「半分冗談、半分本気」だが、
 「レジ袋は、消費者が不要なら断り、最大限大事に使い、正規に処分しさえすれば、有料化の正当性など、ない」
 と締めくくっている。

 この著者のおっしゃることに同感である。

 東京では、表参道の「ナチュラル・ハウス」がいち早くレジ袋を有料化している。
 この間、長い改築期間が終わって、やっと元の場所に帰ってきた、お隣の「紀ノ国屋」は、まだレジ袋は無料だ。(と思う。この頃行ってないが)
 「紀ノ国屋」は買い物袋持参をお願いしていて、レジ袋を断ると「エコ・スタンプ」を押してくれる。

 「ナチュラル・ハウス」の有料化は、「エコ・イメージ」作りで差別化しようという店舗戦略が優先しているのかもしれない。
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by zo-shigaya | 2009-01-07 18:18